どんな事があっても、ちゃんと乗り越えて行こう!と常に思っている、おひとりマザーの多良です。
我が娘、多良娘は早生まれの発達遅延、学校ではまったく勉強はついていけません。
また、多良娘は体格も小さい為、まるで赤ちゃんや幼子の面倒を見る様に、小学校1年生の時は、上級生が何から何まで多良娘の手伝いをしてしまいます。同級生も手や声を出さずにはいられないほど。
自分で出来るのに。。。
1人で出来ることもあるのに、自分でさせてもらえない多良娘は不機嫌。
また、娘は何でもかんでも皆と一緒(同じ)にしなければいけないのが、おかしいと思っている。
みんな違って、みんな良い?
「みんな違って、みんな良い」
って聞いたことがありませんか?
うちの子は、○○でね。xxで、どうしたら良いんでしょうか?
と、保護者が相談すると、先生が
「お母さん、それぞれ個性があって良いんですよ。」
とお決まりの文言が出てきますが、
日本の公立の学校は、実際はみんな違っても良いけれども、みんな同じことをする必要がありますよね。
その矛盾した様子をイラストにしたものを以前見せてもらったことがあたのですが、そのイラストは
犬、猫、馬、トラ、ネズミ、鳥、キリン、ゾウ、猿などなど。
一人だけ人間の先生が
「今日は、木登りをしましょう。」
さて、全員がのぼれるでしょうか?
犬は、木を上れてもジャンプできる高さ位でしょう。
猫は、木登り得意ですね。
トラは、ネコ科なのでちょっと大きいですが、上れます。
ネズミは、チョロチョロと登っていくイメージですね。
猿は、得意中の得意。
鳥は、上るというより飛んで木の上にとまる。
さてさて、馬、キリン、ゾウはどうでしょうか?
木の上の リンゴを食べるという課題であれば、キリンは長い首で背の高さを利用して、ゾウは長い鼻を利用して食べることは出来そうです。
しかし、上るという課題では馬もキリンもゾウも厳しそうです。
体格やそれぞれの身体的特徴で出来る事、出来ない事が異なる。
それでも同じことをしなければならないし、評価もつけられる。
中学生に至っては、その評価が高校進学にも影響してくる。
矛盾を感じてしまう。
それぞれの子どもの特徴や得意な事に合わせた課題が、出されることが理想である。
無理に学校に通わせる必要はない
え?義務教育なのに!!
と思われるかもしれません。
え?ネグレクト?!
と思われるかもしれません。
ん?モンスターペアレント!!
と思われるかもしれません。
親として、私が子どもに望むのは、「楽しく生きて欲しい」それだけ。
勉強が出来るとか。運動が出来るとか。そこは意識していないというか、意識しなくなった。
この子は、この子。
他のどの子とも比較も出来ないし、する必要もないのだ。
入学する前から多良娘に合わないのなら、例え義務教育であっても、無理に学校に通わせる必要はないと思っていました。
多良娘は他の同年代の子と比べて、発達が遅れていて2、3歳年下の子ども達と一緒に行動して丁度良いくらい、もしくはその下でも良いくらい。
甘すぎる!と良くお叱りを受けますが、
入学前に、就学猶予で一年入学を遅らせて欲しいと相談もしているので、それを受け入れてもらえなかった以上は、娘のペースで学習できるように、私が彼女を見守っていくしかないと思っているから。
全ての子どもが、決められたカリキュラム通りの進捗で、すべて理解でき習得できるわけではありません。
子ども一人一人成長も違えば、出来る事も違う。
子どもの成長と特徴にあった学校選び
小学校、中学校は、住んでいる地域の公立の学校、もしくはお受験のある私立の学校しかないと思っていませんか?
他は??
インターナショナルスクール
フリースクール
え??フリースクールって不登校児の行くところでしょ?
と思われがちですが、娘の通っているフリースクールは小学一年生から高校三年生までの一貫校でカリキュラムもしっかり組んであり教育理念もある為、わざわざ小学校入学に合わせて引っ越してくる人もいるくらいです。
「不登校児」は芯のしっかりした子である
持論ですが、「不登校児」って芯が強い。行きたくないという意思をしっかり貫いているのです。
私も中学校の時などいじめられて学校に行きたくない、部活に行きたくないってほぼ毎日思っていました。
でも、学校には行かなければならないと思って通っていました。
しかも、クラスメイトに不登校の子がいた時はなぜか先生に頼まれて、その子の家に朝から先生と一緒に行く事がしばしば。
自分も行きたくない学校に、だれが「学校に行こう!」と言えるでしょうか。言えないですよね。
今、私は小中学校の頃を、振り返ってみても何一つ楽しかったなって思える事はないのです。
笑顔で通えるってステキ!
その点、我が娘は公立の小学校を辞め、フリースクールに通うようになり、学校が楽しくて仕方がありません。
祝日で学校が休みだと、
「ママ、今日はどうして学校休みなの?多良娘は学校に行きたいのに!」
と言うくらい。
毎月の授業料は5万円ちょっと、おひとりマザーにとっては決して安い金額ではありません。
でも、子どもが楽しく通える学校を、選んであげられたことに喜びを感じます。
娘が自分らしく生きられるように。
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