海外で医療ボランティアの経験のある、おひとりマザーの多良です。
おかげで大抵の事では驚かなくなりました。
が、しかし!
4歳の娘が下血した!!
これには、は?!ってなりました。
下血って聞くと私は昭和天皇崩御の時のニュースを思い出してしまいます。
年がばれますね。
保育園で下血
娘が下血したのは、保育園にて。
4歳でしたが、時折おもらししていた多良娘。
お昼を食べた後、片付けをしようと思った別のクラスの先生が、多良娘のズボンの異変に気付いた。
その先生が担当の先生に、
「た、多良娘が!」
と、かなり焦りながら指さしたそうです。その時、担当の先生はいつものおもらしかと思い
「自分で着替えさせるから、放っておいて~」
と言ったそうです。でもすぐに
「ち、ちがう!血!血!」と、そこから大慌てで対応して下さったそうです。
そして、すぐに私のところに連絡がかかってきました。
私も、何がなんだかわからずたまたま一緒にいた知人のに車に乗せてもらって、保育園までたどりついた。
その保育園は郊外にある。
30分くらいかかったが、保育園についた。
多良娘は、すでに着替えさせてもらっていたが、下血したという下着とズボンを見て驚いた。
想像して欲しい、
生理の時の様な鮮血で直径10センチくらいの出血。
本人は、ケロっとしていて痛みもなく、調子が悪い様子はない。
でも、異常があることは確か、急いで友人の車で大学病院まで連れて行ってもらった。
友人と車の中で、
救急車を呼んでくれれば良かったのに、という話に。
救急車を呼ぶと、一人先生が付き添わなきゃいけなくなるからかな?
距離的に、保育園と大学病院の間に家がある状況。
保育園から大学病院までは、1時間以上かかってついた。保育園に行くまでも30分かかっている。
もし命に係わる問題なら、1時間半は大きい時間ロスだろう。
大学病院では、いろいろ検査をし、強い麻酔を2度もされ多良娘はフラフラになった。
一度ではなかなか効きが悪かったからと。。。
このまま殺されてしまうのではないかと思う程、検査をさせられた。
母としての反省点
病院の検査では、下血の原因はわからなかったが。
思い当たることは、下血する半月前くらいから保育園に行きたがらなくなった。
毎朝保育園バスに乗るのに大泣き。
無理やりバスに押し込むように、送り出していた。
初めのころは保育園に行くのが嬉しくてしかたなかったのに、結構厳しく体を動かすことが多い保育園だったので多良娘には合わなかったようだ。
それでも、多良娘が少しでもいろいろ出来る様になれば良いと思い、無理やり通わせていたのがストレスだったのだろう。
その保育園は、下血した日が最後の通園日となり、別の小規模でアットホームな保育園に入園しました。
新しい保育園は、おばあちゃん先生が多く、ほんわかした保育園で、多良娘も嫌がることなく卒園まで通いました。もちろんその後は下血はしておりません。
この時に悟った事。
保育園も学校も無理に通わせない。なんでも彼女のペースがあるのだ。 と何でも出来る子になってほしい!
という強い思いが、娘を「下血」させてしまいました。
彼女のペースで、育てるきっかけになった出来事でした。